世に住む日々

この韓国カボチャの種は少し不思議な花の咲き方をする。
最初に咲いたのは雌花でその時たくさんの雄花がついてるが、まだ蕾で中を割ってみても花粉は殆どできてない。
いくつかの雄花の蕾を割いて人口受粉したが、円錐形の実ができた。
暫くの間、雌花ができなかったが、数日してから雌雄同時に咲いた花からは円柱形の果実ができた。


日本カボチャを見てるから、この韓国カボチャはやはり瓜に近い。キュウリも若い内に収穫するから、少し早いと思ったけど
収穫した。次から次へと花が咲くから、本体の株に負担をかけないためでもある。

因みに日本カボチャは一株に一つか二つしか生らさないし熟すまで結構日にちがかかる。  

NHK関西で「兵庫 稲美町 地域で育むヘアリーベッチの蜂蜜』という番組が放送されてた。
ヘアリーベッチ(hairy vetch)、和名は「ナヨクサフジ（弱草藤）」。

Vicia villosa （軟毛のある）Roth subsp. varia(種々の、不同の、変わり易い）（(Host) Corb.

写真は２００５年ころの紀ノ川河川敷で写した。紀ノ川ではかなり広範囲で自生していたけど、ネットの投稿ではクサフジ（草藤)とよく間違われていた。クサフジはこの辺りでは見たことがない。
  

　amazonで韓国カボチャの種を購入した。
プランターに植えたのが収穫できたが、種の袋の写真のように円柱形にはならない。

韓流ドラマで、黄金焼きで料理してるけど、日本での流通しないのは、美味しくないからかも。なんだか大きいほど味がボヤケル。カボチャと言うより瓜にちかいけど、案外奈良漬けにいいかもしれない。